更年期障害の緩和に有効なサプリメント<ローヤルゼリー>

 

ローヤルゼリーは、みつばちの体内で合成され、咽頭腺(ヒトの唾液腺)などから分泌されるクリーム状の物質です。ローヤルゼリーを与えられた幼虫だけが女王ばちになることから、特別な働きがあるとみられています。

 

ローヤルゼリーには、各種ビタミン、ミネラル、アミノ酸、植物ステロールなどが豊富に含まれ、特有の成分としては、デセン酸という脂肪酸や、ロイヤリシン、ロイヤラクチン、アピシンといったたんぱく質が含まれています。これらの成分が協同して働くことにより、多彩な効果が得られます。

 

臨床実験では、コレステロール低下作用に関しての報告があり、ローヤルゼリー投与により、コレステロールが低下したことが報告されています。高血圧改善作用としても、ローヤルゼリー投与により血圧の有意な改善が認められました。

 

基礎研究では、脂質代謝改善作用やコレステロール低下作用が報告されており、ローヤルゼリーを投与された動物の動脈硬化が抑制されました。また、抗腫瘍作用においても、多くの基礎研究報告されています。糖尿病の実験動物への投与では抗炎症作用が、肥満マウスへの投与では中性脂肪値の低下が、過敏症マウスへの投与では抗アレルギー作用やアレルギー反応抑制作用が示されるなど、さまざまな効果が確認されています。

 

ローヤルゼリーは、免疫力を高め、健康促進に有効で、抗腫瘍作用、脂質代謝改善作用、コレステロール値低下作用、血圧効果作用、動脈硬化予防作用、性中枢老化防止作用、創傷治癒促進作用、抗炎症作用、抗疲労作用、抗うつ作用などが期待され、更年期障害の症状のほぼすべてに有効であるといえます。ただし、これら有効成分のもつ作用により更年期障害の諸症状を軽減、改善を目的とする場合、短期間では期待ができないので、継続して服用することが望ましいといえます。

 

副作用としては、ローヤルゼリーの成分に対して、発疹、喘息、胃腸障害などのアレルギー症状があらわれることがあります。また、ローヤルゼリーを25日間服用した50代の女性が、出血性大腸炎を発症してという事例も報告されています。この事例では、服用を中止し通常治療したことにより、回復がみられました。念のため、アレルギー体質の人は、注意をする必要があります。ただし、一般的には、特に問題となる健康被害や副作用はしられていません。医薬品との飲み合わせについては、ワルファリン(抗凝固剤)との併用による相互作用の症例報告があり、医薬品と併用して服用する場合は、医師への相談が必要です。

 

 

 

2015年12月8日更新